「明日の風」部員の投稿記事

※注 約30年以上前に書いた投稿記事です。

映画製作のスタッフとして

井上 晋彦

第二期生 井上 晋彦
「とんでもWEEK」では小道具、「光彩」では美術。これが私のスタッフとしての役割だった。前者についてはこれといった思い出はない。 強いてあげれば、冒頭のシーンに必要な箱を用意したことぐらいだろう。後者においてはそのタイトルが印象深い。光彩という作品名から光を連想。そこで乱反射光、透過光を使ってみることにした。一応自分でも気に入った出来になったように思える。 どうせ映画を作るのなら、好きなものを楽しんで作りたい。 話は変わるが、この夏映画を作ろうとした者がいた。今までの明日の風の作風とは違った作品になるはずだった。作品名を「曇りガラスのむこうはいつも晴れている・2-しあわせなこいびとたち-」という。 靴しか愛せなかった男の哀愁ー幻想的作品に仕上げたかったらしい。特撮も取り込んでいた。オーバーラップ、マスキング、フェードアウトを組み合わせたものを。 ライティングには特に気を使っていたようだ。光の本来あるべき姿を無視ー暗すぎる画面、明るすぎる画面などの不自然なライティングすることによって光の演出、男の心理を描写したかったのだろう。 5分間の映画に要した費用は2万円ほど。小道具に力を入れたから・・・。「せめて一つの作品になってくれたらよかったのにね。」思わずそんな言葉をかけたくなってしまう。と同時に笑ってしまう。 キャストからは文句を言われ続けた脚本兼監督兼演出兼撮影兼照明兼その他大勢。そうです。私です。そのうち意地でも編集してやる!! 私には撮りたい映画がある。小道具を活かした映画。幻想的映画。特撮を盛り込んだ映画。そんな作品を作りたい。 すでに構想は出来上がっている。由美子ⅠⅡⅢ、妖精物語、優しき女性等。キャストを選ぶのには苦労しそうだが、スタッフに徹してあれこれ注文をつけて自分の好きなように作ってみたい。 いつの日か皆様方にお見せすることができますように…

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