「明日の風」部員の投稿記事
※注 約30年以上前に書いた投稿記事です。
映画創作活動に参加して

第二期生 田淵 浩幸
僕が「明日の風」に入部してから、もう2年半もたっている。今考えると、早いものだが、そもそも何故「明日の風」に入部したかというと、僕がもう一回一年生をすることになって、暇をもてあまして、昨年代表で会った鷲尾(僕と同じ境遇でした)や小宮(その節は大変お世話になりました)のところへ遊びに行くうちに、クラブに顔を出すようになり、気がついたら入部しておりあした。
入部はしたものの、今まで8ミリ映画に接したのは、全くなかったいってもいいぐらいで、初めてイメージフィルムや本作を見た時は、はっきりいって驚いてしまった。
僕が入部したときは、すでにその年のイメージフィルムや本作の企画は決まっており、十分に8ミリ映画の勉強をしないままに撮影に参加していた。参加するといっても役には立たなかったが、おもに照明を担当していた。
キャストとしては、もうたぶん、自分では最初で最後の大役だったと思われる浮浪者(乞食)の役だった。ボロボロの服(色はきれいであったが)を着て、顔にどうらんを塗り、昼過ぎの公園で、ベンチに横たわり、通行人が立ち止まって、異様な目で見る中で撮影が行われた。
あの時の恥ずかしいやら楽しいやら、みんなで大笑いしたのは、決して忘れないだろう?!
また、編集のときに、編集作業を怠って寝てしまい、「リキがない!」とものすごくけなされたことを覚えている。
あの時撮影が終わって感じたことは、それぞれみんな苦労して本作をつくり、上映会を迎えた時のうれしさは、言い表せないものだったと思う。そして、僕自身のもてあましていた時間を無駄にせず、「明日の風」というクラブ活動を通して、何かを得られたことは、よい経験になったと思う。
今では以前ほどクラブにでていないが、新入部員が沢山入り(誰が誰かわからない)、活気がでてがんばっているみたいだ。みんなから幽霊部員と言われないように、なるべくミーティングに参加したいと思う。
「明日の風 五周年 BANZAI!」

